■かわいくない子犬のフーガ
「ちょっとパトロールの前の調査を頼みたいんだが」
君を呼び出した知り合いの警官はそう言った。
「この前、工場地区のはずれの倉庫街を巡回してたんだよ」
「その時にある建物に入ったところで赤ん坊の泣き声が聞こえてきたんだ」
「で、スクワッターの家族でも住み着いてるのか、はたまたそれ以外かと思って調べてみたんだが」
警官はそこで一度言葉を切る。
「何も見つからなかった」
聞き間違いじゃないのかと言う君の言葉に対して警官はこう返してきた。
「巡回中だからカメラもマイクも回してて記録も残ってる」
「予想される一番の可能性は世間から迫害を受けた余り隠密能力が向上したスクワッターの母子」
「これは見つけたら福祉につなげるとこまでが俺の仕事だ」
「次によくあるのがガブリエルハウンド。人間への擬態能力を持った犬の覚醒種だな。人面犬だ」
「普通は群れで行動してるのでもっと騒がしいはずなので保留」
「最悪なのが精霊だな。どうなるか想像もつかない」
そこで警官は一息ついた。
「もうすぐまたその地域のパトロールがあるんだよ」
「俺ともう一人の普通の警官が巡回することになる」
「もし本当に精霊だったりしたら二人ともお陀仏だろう」
「なので自腹切ってお前さんに頼むわけだ」
「前金2000の後払い2000。受けてくれないか?」
■レギュレーション
・方向性:たぶん必殺仕事人
・TR:1〜3
・募集人数:ソロまたは2名程度、多いようなら複数卓
・予定回数:2〜3回
・開催日:同上
・開始予定:集まり次第
・推奨PCタイプ:エチケット技能程度の社交力、何らかの戦闘力があるとベター。
・非推奨PCタイプ:とくになし
・推奨技能など:エチケット、知覚、霊視
・お仕事傾向:探索、情報収集、暗殺
・ミッション内容:第1ミッションと第2ミッションがある感じ。第1で終わらせても問題はない。
・武器の制限:市街地及び無人倉庫地帯、TPOに合わせて。
・報酬:新円1万、7カルマスタート
■コメント
短めで簡単なセッションです。
アーキでも対応可能です。
ビギナーさん歓迎です。