ライアー、ライアー
エルフの記者がヴォリィ(ロシアンマフィア)の怖い女に詰め寄っている。
「今回のナイトエラントの捜査では違法な機材が発見されたとのことですが」
「逮捕者も出たと聞きます。何かコメントを!」
怖い女が表向きの貿易商の代表者としての顔で答える。
「弊社としても調査中であり、ナイトエラントの違法な捜査による被害者との認識です」
そしてナイトエラントの強面のオークの刑事が記者会見をしている。
「今回の捜査により違法な機材を押収した」
「引き続き捜査と監視を行う」
トリッドで流れるそんなニュースを君たちは眺めていた。
「カメラ映り悪いんだけど、ちょっとカメラワークに悪意無いかしら」
「そんなことないぜ。お前さんは魅力的すぎるからな。これくらいがいいんだよ」
「おい、今日は経費で落とせないんだからな。飲み過ぎるなよ」
ついでにトリッドの中では仲の悪そうなヴォリィ、記者、刑事の3人が仲良く飲み食いしているのも眺めてた。
はい、もちろん知ってましたよ。
子供じゃあるまいしみんなグルだって。
で、依頼はなんだ?
「今回押収された機材なんだけどね。もともと警察に押収してもらう機材なのよ」
「つまり警察とヴォリィの出来レースってわけだ。あ、俺は両方から特ダネをもらう代わりに汚職とか見逃してるから」
「ヴォリィから警察に収めてもらって俺は実績を上げる。代わりの重要な犯罪を見逃す」
…ウインウインな関係っすね。
「で、うちのリストと実際に押収された商品に差があったのよ」
「発表では全部押収したとなっているがドローンが一体足りてないそうなんだよ」
「だが、俺たちは全部押収した。仕事は完璧だった」
つまりその存在しないドローンを見つけろと言うことか…。
ちなみにそのドローンはなんだ?
「農業用のドローンよ」
農業用…農薬散布可能な…化学兵器でも積んでるのか?
「惜しい、焼き畑用のドローンだ。火炎放射器を搭載しているロトドローンよ」
「このドローンは警察の倉庫に存在する。ストリートには存在しない、そうだろう?」
どこが農業用だよ…。
本当に熱い夜になりそうだな。
■レギュレーション
・使用戦闘ルール:5th基本、RG複数回攻撃導入
・TR:1〜3 高カルマキャラの場合はTRは適用されません
・募集人数:2〜4名程度
・予定回数:22時から25時で4回程度(時間調整あります)
・開催日:週一が基本
・開始予定:4月上旬
・推奨PCタイプ:戦闘系、調査系
・非推奨PCタイプ:特になし
・推奨技能:近接戦闘技能、社交技能、マトリクス系技能、警備計画や警備手順、裏社会情勢などの知識技能
・お仕事傾向:調査、戦闘
・ミッション内容:盗まれた存在しないドローンの処分並びにそのことを知る人間の処分
・武器の制限:F装備、免許のないR装備
・報酬:新円1万、7カルマスタート
■コメント
初心に戻ってシャドウランらしくと考えたらこうなりましたw
先生はママと、警察は悪い人とグルなんですよw