「ローンスターのバートン氏からこちらにいらっしゃる誠二さんならきっと引き受けて下さるとおっしゃっていましたので。」
そう言って老紳士訪ねてきた。
バートンは元同僚でギャンブル好きの男だ。しょっちゅう金に困っているのでたまにこういった依頼を回してきて小遣いをせびってくる。
正直虫の好かない男だが、懐が寒いときは重宝する。
わざわざこんな似つかわしくない所まで来てもらった老紳士には申し訳ないが奴のでっぷりとした腹を思い出すだけで虫酸が走るためさっさと退散してもらおう。そう思った矢先に老紳士が言葉を続けた。
「バートン様はこうおっしゃってました。『シアトル屈指のハードボイルド探偵でないと解決できない難事件である』と」
ハードボイルド…ああ、いい響きだ…
久しく聞いていないその一言に心を奪われそうになる。
「もう一度言ってみてくれないか?」
「私の知人の紹介でバートン様に…」
「違う、そっちじゃない。」
老紳士は心の中でバートンの言った言葉を思い返した。
(奴が渋るようならこう言ってみるといい。"ハードボイルド探偵"と)
「シアトルでも指折りの"ハードボイルド探偵"である、誠二様にしか出来ない事件で御座います。
」
…
「なる程。あなたの主人が大切にしていた家宝の奪われた黒の鷹を取り戻してほしい、と」
「しかしその黒の鷹は主人しかみたことがないと。主人はもうなくなっているが遺言で年端もいかない孫娘(12歳)に相続させると言い残していると」
■レギュレーション
・使用ルール:5th
・TR:1〜
・募集人数:1〜2名程度
・予定回数:22時(30分程度押す可能性あり)から25時で4〜5回程度
・開始予定:すぐ埋まれば今週末から
基本来週からを考えてます。
・必須PCタイプ:ハードボイルド探偵 霊視出来る覚醒者
・非推奨PCタイプ:とくになし
・推奨技能:とくになし
・お仕事傾向:奪回 調査
・ミッション内容:家宝の秘密を探れ
・武器の制限:特にないが町中で目立つ格好をしているとよくない
・報酬:20000新円が基本
2名プレイヤーは決まっています。
規定人数以上がエントリーした場合はGMの基準で選ばせていただきます。
(基本GM回数、参加回数など)