ジーニアスが答える。
「今回、シアトルに来れたのは私を含む儀式の必要人員7名だけだ」
「今回の儀式はこの嵐におけるマナが重要なため必要最低限の陣以外は用意しない」
「露天で行うが俺たちはビッグゲームハンターを着て実施する」
「他にも錬金術のアイテムや精霊の守護もあるから心配はいらないぞ」
ゲーム的にはビッグゲームハンター装甲14、鎧の錬金術装甲6がある。
「貴様らにも精霊の加護を与えよう」
PCのサバイバル判定に+6、通常24時間に一回だけど今回は6時間に1回サバイバルテスト
精霊の守護以外にもサバイバルキット(+2)や他にもアイテムがあるとボーナスはあります。
目標値は通常の環境(目標2)、ひどい天候(DP-4)スタートです。
車に乗ってきて中でぬくぬく過ごすという手段もありますが(ry
「7名の人員のうち、一人でも生きていれば儀式は完遂できる」
「私たちの精霊は今回の儀式の補助の為に使う」
「その為、環境からの守護と儀式以外には回せぬ」
「だが1体だけ護りの精霊を貸し出そう。5つの願いをかなえてくれる」
ジーニアスに束縛されたF6の護りの精霊です、追加パワーは隠蔽と身体武器
ゴスロリエルフがデータを表示しながら説明する。
「儀式の場所はこの50m四方の開けたくぼ地です」
「ここに今回の嵐のマナが滞留するので選ばれました」
「ドメインは元素属性の雷と水に偏位するはずだ」
大気の精霊と水の精霊、元素属性:電撃と元素属性:冷気に+2のボーナス、他にペナルティはない
「くぼ地の周りは鬱蒼と茂った森で、かなり守りにくいな」
「外の森から遠距離攻撃を受けるかもしれん」
「最寄りの道路から約1km離れており、徒歩かオフロードバイクかドローンしか入ってこれないのがマシな話なのかどうなんだか」
「移動はガバナーを2台用意した。潰しても構わん。移動はタイムスケジュール通りなのでASAPでお願いします」(アズテクガバナー、ブルドッグと同じ性能のバン)
「パトロールは練度はランナークラス、たまり場で言うならトロールの、彼、えーとチャーチルでしたっけ?装備も含め彼ぐらいですね」
「ただ現役の軍属ですのでスキルソフトはほぼ無制限でしょうね」
「汚職度数は捕まったスマグラーが賄賂を渡そうとすると全身の生皮むかれるぐらいなので問題ないです」
おい、どこに問題がないんだ。
ジーニアスが続ける。
「国を豊かにする。そのための儀式だ。重々承知している。貴様に指摘されるまでもない」
「インフラ関係は主にイーヴォだな」
「残念ながら現状の我が国はイーヴォとロシアの支援なしでは成り立たない」
「地下資源もあるのだが採掘と輸出のインフラが整っていない状態だ」
「まずは農業、そこから工業に発展できればと考えている」
そこでなぜか君たちにだけショートメッセージを送ってくる。
(レンラクとシアワセが資源に目をつけているようだが私は排除する方向で動いている)
「関連会社のリストについては渡しておこう」