シャドウラン5thオンラインセッションサイト

 ランナーたちの溜まり場



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チームの役割




●はじめに
 PCはヒーローであると同時に、ただの人であるということに注意してください。
 シャドウランは比較的リアリティのあるシステムですが、PCは物語の主役として、セッション中に活躍します。
 しかしシャドウランの世界はヒーローならなんでもできる世界ではありません。
 国家・企業・警察など組織を敵にまわしては生きていけませんし、最上級のドラゴンには勝てません。一般人相手でも、多人数に囲まれれば終わりです。
 作成してすぐになんでもできるようなビルドはできません(もちろん、作成ポイントを多くして、そのようなヒーロープレイをすることは可能です)。
 PC一人だけでは必ず弱点が出てきます。だからチームを組み、お互い補い合って仕事をするのです。
 まずは明確に、自分のPCの役割を自覚し、他のPC(チーム)の事を考えて運用できるようにしましょう。

●チームの中での役割

 PCはある道のプロですが、それ以外では知らないこともありますし、習得していない技能もあります。
 そのため、自分にできることは最大限行い、できないことはチームのメンバーに頼るのです。
 チームの主軸はアタッカー、魔法使い、デッカーの3つです。他にも役割はありますが、ここでは初心者向けの解説として、この3つのオーソドックスな役割を紹介します。
 主軸の主な役割は以下です。

 アタッカー:ストリートサムライ・アデプトでの銃撃、近接戦闘
 魔法使い:敵の魔法的脅威から味方を守る 魔法的脅威と戦う 魔法的脅威を敵にぶつける
 デッカー:検索・ハッキングでの情報収集、かく乱、情報操作

 その他の役割は以下です。
 これらは活躍どころが限られるため、兼業をおすすめします。

 フェイス:味方・敵・情報源との交渉 デッカーでは行えない人脈と足を使った情報収集、かく乱、情報操作
 スマグラー/リガー:航空機・自動車などを使ったテクニカルな運転、戦闘

 それでは、次の項目から各役割について詳しく解説します。


▽ 魔法使い ▼ フェイス ▼ デッカー ▼ スマグラー/リガー ▽



●アタッカーの共通

・主な活躍場所 戦闘
 一も二にも戦力です。戦闘で役立たないアタッカーは、チーム全体を死に追いやります。
 万が一戦闘で負けそうになったら、自分を盾に仲間を守ることも考えましょう。
 また、アタッカーの頑なな平和主義は世界観上問題が発生します。ランナーとは常に違法な仕事を行っている者たちであり、自衛のための殺しさえ嫌ならば、ランナーになどなっていないからです。
 敵ならば殺害も厭わない性格にしておいた方が無難です。
 戦闘以外で暇になる? 仕方ありません、割り切りましょう。
 ダイスを振ることがないだけで、出番はたくさんあります。

・運用方法 銃撃戦闘主体の場合
 銃はピストルを主体にした方がいいでしょう。大型の銃は持ち込めなかったりする場合があるからです。
 また、1IPに二回攻撃できるのが銃の強みですので、ピストルはSSではなくSAのものを持ちましょう。
 銃は遮蔽や視界修正、距離などの修正を受けやすい武器です。よく修正を確認しながら、簡単に倒せる敵を選び、一人一人確実にしとめることが大事です。
 移動するときは、味方の魔法使いの視界範囲内にいるかどうか気をつけましょう。敵に魔法使いがいた場合、呪文抵抗がないと大きなダメージを受けてしまいます。

 場合にもよりますが、戦闘がはじまったらまず魔法使いを倒すようにしましょう。魔法使いは厄介な敵ですが、比較的装甲が薄いのですぐ倒せることが多いです。
 味方に近接アタッカーがいた場合、合間に敵の行動がないならば、近接の攻撃を待ってから攻撃するようにし、近接が倒しもらした敵に止めをさすようにしてもいいでしょう。
 精霊は「通常武器の耐性」を持っているため、普通の銃・弾丸ですと歯が立ちません。味方のアデプト(武器収束具持ち)か魔法使いに任せましょう。
 障壁を破壊する場合、銃はあまり役に立ちません。近接戦闘持ちに任せるか、FAで壊しましょう。

・運用方法 近接戦闘主体の場合
 その名の通り、近接でないと攻撃できませんので、自分の移動距離や敵との間合いに注意しましょう。
 また、あまりに敵に突っ込みすぎると集中攻撃をくらう可能性があるため、遮蔽を取ったり敵を挟み撃ちにして目標を分散させるなど、よく考えましょう。
 獲物はなんでも構いませんが、あまりに大きい武器や違法な武器を主体にすると持ち込める場所が限られてしまいます。
 近接武器は1IPに一回しか攻撃できません。一回で大きいダメージを与えられるよう動きましょう。
 移動する範囲が大きいため、味方の魔法使いの視界範囲内にいるかどうか気をつけましょう。敵に魔法使いがいた場合、呪文抵抗がないと大きなダメージを受けてしまいます。

・アタッカーまとめ
 戦闘まではチームメンバーに頼っていこう。
 チームメンバーを暴力から守ろう。
 常に最大級の一撃を出すことを考え、相性の良い敵を狙おう。
 戦闘中、一人でなんでもできる訳ではない。仲間との連携を意識しよう。
 肉体ダメージと精神ダメージの使い分けを考えよう。


●アタッカー・ストリートサムライ
 銃撃・近接戦闘で活躍する、汎用・拡張性の高いPC

 ストリートサムライとは、各種インプラント(人体を強化する機械や生体)を施し、戦闘に長けた者を指すシャドウランのスラングです。
 外部から人為的な操作を受けているため、お金さえあれば容易に強化できますし、構成も変えられます。
 均等に強化できるため、比較的兼業をしやすいのですが、あまり欲張りすぎると器用貧乏になってしまいます。
 また、特化の面ではアデプトに劣ります。

・インプラントの選び方
 趣味です。といいたいところですが、敏捷・反応・IP強化は必須ですし、戦闘ですから骨密度強化or骨格補綴やオルソスキン、血小板工場などを利用し、ダメージ抵抗のダイスを増やすといいでしょう。
 その他はお金のある限り好きに強化しましょう。
 サイバーアイをいれるなら低光量視野・熱映像視野・大光量補正などは必須です。
 サイバーリムは、1つ入れるだけで肉体ダメージトラックが+1されますが、消費エッセンスが高い割に単体では強化できることが少なくなります。
 サイバーリム主体にする場合は、特注にするかトルソを入れて底上げを図りましょう。

・兼業をする場合
 どちらかというと、戦闘技能を幅広くとっておいた方がいいでしょう。
 もしくは各種運転技能・運動技能・隠密技能など、インプラントで強化できる技能をあげるといいでしょう。
 交渉やハッキングは、そちらを主体にしないとおまけの技能でしかなくなりますが、交渉は比較的とりやすく、いざというときに役立つ技能です。カルマや技能Pがあまっていて、DPを8以上にできるならとるといいでしょう。

●アタッカー・アデプト
 銃撃・近接戦闘で活躍する、特化しやすいPC

 アデプトは、魔力に覚醒し、己を「達人」の域まで押し上げたいわゆる求道者です。
 ここでは戦闘に特化したアデプトしか説明しませんが、芸術・技師・アスリート・隠密・話術その他もろもろ、色々な分野に存在し活躍しています。
 アデプトは常に鍛錬を続け、その道を極めようとしているPCです。ゆえに外に魔力を放つことを主とする魔法使いとは違い、魔力を体内で練り上げ、自分の肉体と精神に作用させます。
 世界観として、お金さえあれば手軽に強化できるインプラントをすることは自らのプライドを傷つけ、他のアデプトにも見放される恥ずべき行為ですので、インプラントアデプトは良く思われません。
 このように、特化を前提とした作りになっていますので、兼業は難しいと考えてください。

・注意
 アデプトは覚醒者ですので、魔力の働きを阻害するドメインがある場所ではパワーが落ちます。

・運用方法 近接戦闘主体の場合
 近接戦闘に特化し、武器収束具を持ったアデプトは、対精霊戦で最大限に能力を発揮します。
 アデプトは通常アストラル知覚を持っていないので、物理界にいる精霊しか攻撃できませんが、物理界にいない精霊はこちらに手出しできないため、問題がない場合が多いです。

・アデプトパワーの選び方
 反射強化、技能強化(戦闘技能)は必須です
 回避型なら戦闘感覚に残ったパワーポイントをつぎ込みましょう。
 素手戦闘主体の場合、殺戮の手、強打など、とった方がいいパワーが多くあります。


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●魔法使い
 魔法的脅威から仲間を守り、魔法的脅威を敵にぶつける 魔法のエキスパート

 魔法使いは、通常目に見えないもうひとつの世界を目にし、呪文と精霊を操るPCです。
 一般人にとって魔法使いとはなんでもできる超人で畏怖の対象ですが、実際はそんなに便利ではありません。ですが、能力と技能に長けた者が使う魔法と精霊はやはり脅威です。
なぜならば、一般人には魔法に対抗する術がないからです。
 それは味方も同じです。そのため魔法使いは、味方を魔法的脅威から守ることを第一に考えてください。
 魔法使いが彼らに許されている全ての特権を生かそうとすると、兼業はできません。

※魔法使いは前衛でもデッカーでも色々な運用ができますが、ここではオーソドックスな魔法使いについて説明します。ミスティック・アデプトは初心者向けではないため解説しませんが、同様です。

・主な活躍場所 戦闘・情報収集
 魔法的脅威には魔法的脅威を。魔法使いの役割は、魔法使いと精霊に対抗することです。
 敵に魔法使いがいた場合、戦闘では呪文と精霊が飛んできて、それ以外では精霊(ウォッチャー)が偵察しに来るかもしれません。
 呪文行使・呪文抵抗と召還の技能はまず持っておきましょう。呪文抵抗がなく、他に魔法使いがいない場合、味方は呪文にほぼ抵抗できないため、かなり不利になります。
 また、霊視もアストラルでの観察に必要です。霊視がなければアストラルで見えたものがなんなのかすら漠然としてしまいますので、常に精霊をそばに置いていない限り持っておきましょう。
 呪文の選択次第では、戦闘以外にも様々な活躍ができます。ですが、マナ系の戦闘呪文は人間と精霊などに対抗するため、1つだけでも持っておきましょう。できれば、肉体と精神ダメージを使い分けるため2つ欲しいところです。
 戦闘呪文を絶対にとりたくないという場合は、精霊を多数束縛して戦力にしてください。
 それ以外の選択で、運用方法はかなり変わります。
 ここでは言及しきれませんので、メインの運用について述べます。
 呪文の選択によりますが、魔法使いは全体的に出番が多いでしょう。


・通常
 敵に魔法使いがいた場合、偵察の精霊を出してくることがあります。場合によってはアストラル体で本人が来るかもしれません。
 常にアストラルを意識し、精霊をそばにおいて味方を守ったり、また見張りにつかせましょう。偵察に出してもいいでしょう。
 束縛していない精霊は日出と日没で本来の世界に帰ってしまいます。時間には気をつけてください。
 場面において有効な呪文があれば、仲間に進言するようにしましょう。他のPCではできないことをやり、助けあう。それがチームです。

・戦闘
 戦闘が起こりそうになったら、必ず精霊を召還し、反射増強の呪文があるなら自分にかけてIPを確保しましょう。
 反射増強がなく、敵に精霊などの二元生物がいるならアストラル体になっておいてもいいでしょう。
 呪文から味方を守るため、常に味方全員が視界内に入るような位置につきましょう。また敵に魔法を撃つ場合も同様に、視界におさめていなければなりません。
 視界修正は全て適応されます。電子的な視野ごしに呪文は撃てません。注意してください。

・まとめ
 常に精霊を用意し、呪文抵抗を意識しましょう。
 あやしいと思ったら霊視。あやしくなくても霊視。
 呪文の維持修正、視界修正に注意。アストラル知覚中の修正も。
 持っている呪文で役に立ちそうなものがあったら、チームメンバーに進言。

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●フェイス
 味方・敵・情報源との交渉 頭が回り弁が立つ、縁の下の力持ち

 その名の通り、フェイスはチームの「顔」です。自らの頭脳と人脈と、そしてなにより話術を駆使してチームを援護し、敵を翻弄します。
 フェイスはチームの顔としてリーダーになっているかもしれませんし、頭脳として参謀をしているかもしれません。人脈から貴重な情報を入手し、またチームが必要としているアイテムを調達してくるかもしれません。初対面のジョンソン相手に絶妙な駆け引きで報酬の交渉を行い、初対面の標的に警戒心を抱かせることなく人気のない場所に連れて来るかもしれません。
 直接的な暴力と同じくらい、ときにはより上位の暴力になるかもしれない、それが話術であり、フェイスの持つ武器です。

・主な活躍場所 交渉・情報収集
 デッカーがマトリクス的な情報収集を行っている間、物理世界で情報を調達するといいでしょう。
 今回の依頼内容に関わっていそうなコンタクトに話を聞いたり、重要な人物に接触したり、周辺の人間に噂を聞いたり、その他もろもろ、思いつく限りの行動を行ってみましょう。
 ですが、一人で行くと突然暴力を振られたときに危険です。前衛は情報収集のとき暇になりがちですし、護衛として連れて行きましょう。
 情報収集の際、相手の「真意をはかる」判定を積極的に行ってもいいでしょう。相手が間違った情報を正しいと思い込んでいる場合もありますが、それなりに情報の良し悪しが判別できます。
 GMにもよりますが、フェイスはその気になれば自由に状況を操作できます。知恵をしぼり、チームに有利な状況を作り出せるようにしましょう。万が一一般人を巻き込んでしまった場合などにも、コンタクトや話術を使いなんとか言い逃れできるかもしれません。その際には、他のPLに相談することを忘れずに。
 ただし、GMがその提案を却下したり、ダイスを振るのを拒んだ場合は、もちろんその裁定に従ってください。
 その提案は実現不可能かもしれませんし、対応できない状況かもしれません。また、激怒している相手に説得が通じるでしょうか? 繁華街のど真ん中で銃撃戦をして、逮捕されないで済むでしょうか?
 話術による解決は、手段のひとつでしかありません。
 アイテムの調達は、セッション中にはあまり使用できません。アイテムの調達にはそれなりの時間がかかるためです。ですが、GMが許せば別ですので、必要になったアイテムは買えるかどうか積極的に聞くといいでしょう。

・まとめ
 情報収集、交渉・真意をはかるを積極的に行っていこう。
 思いつく限りの提案を行い、チームに有利な状況を作り出すようにしよう。
 提案がいつも通るとは限らない。GMの裁定は受け入れよう。

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●デッカー/テクノマンサー
 検索とハッキングで情報収集、サイバー戦闘で敵を落とす マトリクスのなんでも屋/魔法使い

 マトリクス、現代で言うインターネット上には、情報が溢れています。また、文明が進んだシャドウランの世界では、ほぼ全ての機器がマトリクスで制御されています。
 デッカーはその情報を集め取捨選択して提示したり、ハッキングをしかけて敵側の機器を使用不能にしたり、マトリクスを介して機器を操作したり、相手のデッカーとサイバー戦闘を行い倒したりするマトリクスのスペシャリストです。
 デッカーはマトリクスにおけるなんでも屋、テクノマンサーは魔法使いです。
 基本的にできることは同じですが、ストリートサムライとアデプトの対比と同じく、デッカーには汎用性・拡張性が、テクノマンサーには特化性があります。
 また、テクノマンサーは魔法使いにおける精霊と同じような存在のスプライトがいます。

・主な活躍場所 マトリクス
 マトリクスはデッカーの独断場です。特にハッキングは十八番。
 依頼内容を聞いたらまず関連する情報をデータ検索するところからはじまり、敵の情報を掴む、ハッキングで戦闘前に有利な状況を作る、偵察用ドローンで物理的に偵察する・見張るなど、セッション前半でもっとも活躍するでしょう。
 しかし、万が一失敗すると、敵にこちらの存在を漏らすことになるかもしれません。
 ハッキングには最大の注意を払い、<アタック>系と<スリーズ>系の二種を使い分け、もし見つかりそうになったらすぐに逃げるなど、工夫をこらしましょう。サイバー戦闘を行うのは最後の手段です。
 PLの工夫次第で色々な状況を作り出すことができますので、データ面も大事ですが、PLの経験や機転も大事です。
 どうしていいかわからないときは、他のPLに相談して解決をはかりましょう。
 コンバットデッカーでないと戦闘でできることはあまりありませんが、戦闘用ドローンを持っているなら味方の援護に使用できます。
 また、戦闘場所のマトリクスを把握することは大事ですので、なにかあったときのために戦闘中でも気を抜かず、チームの優勢を保つよう動きましょう。

・インプラントデッカー
 オーソドックスなデッカーです。
 デッカーに有利なインプラントをとにかく入れましょう。
 比較的兼業がしやすいので、戦闘能力を持たせてスタンドアローン(無線で繋がっていない閉鎖的なマトリクス)に直接ハッキングするPCも作れます。
 各種運転技能と砲術をとり、制御リグを入れてドローンを買えば、リガーとしても活躍できるでしょう。

・アデプトデッカー
 アデプトパワーで技能値を底上げするタイプになるでしょう。
 基本ルールブックだけですとそれなりに強いのですが、オーグメンテーションにデッカーに有利なインプラントがあるため、インプラントしたデッカーと比べると劣ります。また、VRにアデプトパワーは適応されませんので中々厳しいDPになります。
 また、制御リグもインプラントできないため、リギングは不利になります。
※絶対にインプラントを入れてはいけない訳ではありませんが、世界観上アデプトは手軽に強化できるインプラントを好まないため、このような説明にしています。

・テクノマンサー
 テクノマンサーはデッカーと全く異なるスキルを使いマトリクスを支配します。
 よってマトリクスのルールとテクノマンサーのルールの両方を把握しなければなりません。
 初心者はまず、デッカーから入るといいでしょう。
 どうしてもテクノマンサーをやりたい場合はルールを熟読してください。
 ルールを把握していないと、劣化デッカーくらいの性能しか出せません。

・まとめ
 戦闘前の準備が山場。とにかく情報を集め、ハッキングし、有利な状況を作り出そう。
 サイバー戦闘は最後の手段。発見されないようにしよう。
 戦闘で暇が嫌なら戦闘系ドローンを。味方の援護に役立つ。
 偵察用ドローンは忘れずに。選択の幅が広がる。

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●スマグラー/リガー
 航空機・自動車など、ヴィークルやドローンを駆使する運転のスペシャリスト

 スマグラーは主に自らの肉体を使ってヴィークルを運転します。
 逃し屋、運び屋、スピード狂かもしれません。自ら整備する技術を持っていることも多いでしょう。チームにおいてスマグラーはヴィークル戦闘のプロとして頼れる存在ではありますが、あまり出番が多いとは言えません。通常は他の技術、たとえば銃撃戦闘やフェイスとしての技術を身に着けているでしょう。

 リガーはVR経由でヴィークルやドローンを運転します。
 肉体能力値ではなく、コムリンクの性能とリギング先の機器の性能により運転を行います。
 主にデッカーやスマグラーの兼業です。前線には出ますが、自らの身を危険にさらすことがないため、比較的安全です。

・スマグラー 主な活躍場所 ヴィークル戦闘
 ヴィークルは持ち込める場所が少ないため、GMが積極的に作ってくれない限りあまり活躍の場所がありません。スマグラー専門としてPCを組むことは全く推奨しません。
 どうしても運転技術に特化したい場合は、リガーを兼業してドローンを買いましょう。しかし、ドローンは改造しない限りもろいですし、改造をするとかなりのお金がかかります。
 ドローンは基本的に消耗品です。改造してもしなくても、壊れることを前提として割り切りましょう。

・リガー 主な活躍場所 戦闘・情報収集
 リガーはドローン運用の専門家です。数々のドローンを駆使して情報収集から戦闘まで行います。ドローンの構成や改造によっては、セッション中大いに活躍できるでしょう。
 序盤はカンムシやフライスパイなどのミニサイズドローンを使用して偵察し、戦闘が起こったら戦闘用ドローンに飛び乗って味方の援護をするといいでしょう。
 しかし、ドローンは改造しない限りもろいですし、改造をするとかなりのお金がかかります。
 ドローンは基本的に消耗品です。改造してもしなくても、壊れることを前提として割り切りましょう。
 また、多数のドローンの持ち運びにバンを買うことは必須です。

・まとめ
 スマグラー特化は凄く暇。せめてリガーを兼業しよう。
 リガーとして情報収集と戦闘、どちらにも対応できるようにしよう。
 ドローンは消耗品。壊れても泣かない。
 ドローン持ち運び用のバンを買おう。

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